木製引込建具

軍艦格子の木製引込戸です
違和感なく、すっきり納まりました
引込戸は壁の中に建具を引き込んでしまい、すっきりと納まるのと
開口面積を広く取れるため、よく使います
CANON IXY DIGITAL 900 IS
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ここからは、独り言なので・・・!



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簡単に見えるけど、これが結構、細かい作業が必要になります

●まず壁厚、これは引き込んだ建具の中壁も仕上げしなければいけないので
施工順序と十分な壁厚が必要なこと(外から仕上げると内部に道具や手が入りません)

●建具のそり、メンテの為やほこり清掃などの為、脱着式にしなければいけないこと

●最近では、軽鉄LGS間仕切りが多いため、木工事の様に自由に下地を加工出来ないので
施工図で十分検討しなければいけないこと

●木工事以外に建具工事、軽天内装工事、建具フラッターレールなど金属工事、戸袋壁部分に
各制御盤やスイッチ類の納まりの検討で電気・設備工事と一つの木枠に何業種も打ち合わせが
必要になってくること

●今回のように、サッシに取り合う場合、現場と図面の食い違いをどう吸収していくか
現場管理者と相談し行程や納まりを十分配慮した上、木材品質、水分測定、など行わなければ
いけないこと

以上、細かい前作業が必要ですが、最近工事の発注が購買制度で何社も見積りを取る為遅く
いつも私が現場に乗り込み、打ち合わせに行くと、LGS下地が出来上がりサッシなど取り合いも、
すでに食い違っている事が多く、修正を求めてもだめなケースが、ほとんどです
その時は、現場寸法を実測して施工図をすぐ起こしますが、昔の様に協力会社や現場監督など
一定で無い為、お金の問題や工程打ち合わせのコミニュケーションが大変です

シックハウス防止管理やISOの管理、労働安全管理など多く現場管理が、求められるようになった
時代のせいでしょうか、
納まりディティールが悪い建物を多く見かけてしまう、今日この頃です
私が初めて就職したのは、大阪の某建築会社でした
いつもドラフターの横で納まりを注意してくれた上司がいました
現場で番線とシノの使い方を教えてくれた先輩もいました

最近では、自主管理能力を専門業者に求められる様になり、順応出来ない業者は随分
廃業、倒産してしまい、我々の業種は、随分少なくなってしまいました
これからの建築の、豊かなデザインや、設計を支える為、少しでも多くの高い技術やプライドを
持ったエンジニア、職人が増えるような建築業界になる様、行政の後押しが必要だと思います
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by macotoblog | 2007-09-22 00:01
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